昔から本が好きで、読み出したら止まらなくなり、徹夜して読んだこともあります。

昔から本が好きで、読み出したら止まらなくなり、徹夜して読んだこともあります。それほど好きな本に囲まれて働ける本屋のバイトは、私には最高の職場のように思えました。

働き始めてすぐに、本屋の仕事が思った以上にきついことが分かりました。
本一冊なら軽いものですが、それが段ボール箱いっぱいに入っていたとしたらどうでしょう。運ぶのもかなりの重労働です。
雑誌は軽いものですし、ビニールでラップされてくるので、それほど大変ではないのですが、ハードカバーや辞典などが段ボール箱いっぱいに届くと大変です。
荷受けの時に台車に積んで、そのまま売場に行き書棚に入れる作業をするだけで、腰に来てしまうこともあります。
そんな大変な面もありましたが、新しい本の情報を真っ先に知ることができるのは、本屋のバイトの特権です。
初版は冊数が少ないので、好きなコミックの発売日などには、一冊取っておいてもらって、後で買うというようなこともできました。
本を買った人にもらえるおまけも結構あって、今ではレアアイテムになっているものもGETできたのは嬉しかったです。

本屋のバイトは大変なこともありますが、本好きにはやはりピッタリのバイトだと思います。