本屋のバイト体験談
本屋でのバイト経験は、約4年と長いものになります / 63歳 男性
本屋でのバイト経験は、約4年と長いものになります。更に言うならば、そのバイト先の書店グループに、大学卒業後、入社までしました。
本屋でバイトを始めたタイミングが、大学に進学した時でした。
小さな頃から本が好きだった私は、本に囲まれる生活、ゆくゆくは本に何らかの形で携わる事ができる仕事に就きたいと考えていたので、本屋でバイトすることは、以前より決めていたのでした。
そうして働き始めたのですが、仕事内容は特に難しいと感じる事もなく、むしろ楽しい時間とさえ思えていました。
当初の仕事内容は、主にレジ打ちをメインとした接客業務、店内の書籍整理でした。
レジ打ちもすぐに覚える事ができましたし、色々な分野の本を読み込んでいたため、お客様から本を探して欲しい、という要望にもすぐ対応できた為、特に難しさを感じる事はありませんでした。
そうしてキャリアを積み、時給が上がるという形で評価されていきますと、仕事内容も増え、責任感もより大きくなりました。
売れ残った、売れる見込みがないと思われる書籍の返品作業も新たな仕事として加わり、2年が経過しますと、バイトリーダーに任命され、後輩の指導役ともなりました。
そうして就職活動が始まった頃に、店長から「正社員として君を採用したい」という申し出を受け、これに応えた形で内定をいただきました。
そんな経緯から、大学4年生に進級したタイミングから、売上金の管理や書店の運営についても教えていただき、正社員と変わらない仕事内容を与えられ、私のバイト期間は終了しました。